梅雨前線豪雨による土砂災害が発生。広島県太田 川水系では、土石流により11名死亡。 昭和60年7月 長野県 梅雨前線による集中豪雨により、土砂災害発生。地 附山地すべりでは死者26名を出した。 昭和57年7月 長崎災害 集中豪雨により土砂災害が発生。 土砂災害防止法(土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律) 原典資料 国土地理院「基盤地図情報」 各都道府県が作成・整備している平成25年7月時点で最新の土砂災害警戒区域に関する資料(GISデータ、公示図書等) このため、砂防えん堤などを整備することにより土砂災害を未然に防止する「ハード対策」と土砂災害警戒区域等の指定や土砂災害警戒情報の提供などにより土砂災害から人命をまもる「ソフト対策」を両輪とする総合的な土砂災害対策を推進しています。 災害を引き起こした降雨確率規模に関する分析、 ②土砂災害の土砂移動現象としての規模・社会的 影響と発生頻度の関係の検討結果について報告す る。 2.人的被害が生じた土石流災害を引き起こ した降雨確率規模に関する分析・考察. 土砂災害危険個所は、全国で約52 万箇所存在している。このうち、対策施設の整備率について、 平成21年度末の集計で、国土交通省から表3.3.8のように公表されている。なお、土砂災害危険個 所数については図3.3.19に示しておく。 2.1 背景